ADHDのお薬│飲ませると決めた日、続ける苦悩、そして辞めた理由

飲ませると決めた日も、
飲ませ続けた日々も、
辞めると決めた日も、
どちらも簡単ではありませんでした。

服薬を勧められた理由

長男くんは、家にいる時は刺激が少ないため、
比較的落ち着いて過ごせることが多い子でした。

ですが外に出ると、
• 落ち着きがなくなる
• 癇癪を起こす
• やってはいけないことをしてしまう

小学校に入学してからは、
先生方を困らせてしまうことが増えました。

そのことを療育センターの担当医に相談したところ、
ADHDのお薬を提案されました。

私が服薬に抵抗を感じた理由

正直に言うと、
私は服薬にとても抵抗がありました。

私の弟が統合失調症になり、
精神薬を飲んでいた姿を知っていたからです。

「本当に飲ませていいの?」
「副作用は大丈夫?」

そんな不安が、
どうしても拭えませんでした😥

漢方という選択

担当医から
「漢方もあるよ」と言われ、
効果があるなら…という思いで
抑肝散を処方してもらいました。

ですが、
偏食のある長男くんに
漢方を飲ませるのは本当に大変でした💦

味は苦く、
粒も荒く、
とても飲みにくい…。

学校で怒られることが減ってほしい、
その一心で試行錯誤しましたが、
長男くんには
はっきりとした効果は感じられませんでした。

長期的に飲む必要のある漢方は、
我が家には合わなかったのかもしれません。

試した飲ませ方
• おくすり飲めたね
• オブラート
• プリン
• ぶどう味のゼリー(これが一番良かった!)

一学期最後の面談で…

一学期最後の面談。

支援級の連絡帳には、
毎日のように何かしら書かれていたので、
厳しい話になる覚悟はして行きました。

ですが、
長男くんの特性を理解しようとせず、
頭ごなしに全否定されてしまい、
私は大きなショックを受けました。

そのまま夏休みに入り、
私はずっとモヤモヤしていました。

「先生にあんな言い方をされるほど、
困らせていたんだ…」

そう思い、
夏休み中に
家でできる行動改善のトレーニングをしながら、
漢方からADHDのお薬に切り替える決断をしました。

ストラテラとの出会い

夏休み中の診察で、
ADHDのお薬
ストラテラを処方してもらいました。

夏休み期間中に、
飲む練習を開始。

ストラテラは錠剤なので、
喉に当たると吐いてしまうこともありました。

漢方の時と同じく、
ぶどうゼリーが一番飲みやすそうでした。

我が家の飲ませ方のコツ
• ぶどうゼリーを細かく潰す
• スプーンですくい
• 飲む直前に薬をゼリーでコーティング
• 舌の真ん中のくぼみに置く

※ 飲む直前でないと、薬が溶けてゼリーに味が出るそうです(味覚過敏な長男くん談)

「別人!?」効果はすぐに現れた

夏休み明け、登校して3日後。

先生から
「中身が違う人に入れ替わった!?」
と驚かれました😂

薬を変えたことを伝えると、
「本当に別人です!」
と言われるほど。

長男くんには、
このお薬が合っていたようです💊

それでも、毎日は大変だった

効果はあっても、
毎日飲ませるのは本当に大変でした。

飲みたくないと泣く長男くん。
申し訳なさと、
それでも飲ませなければという気持ち。

「落ち着いて過ごせれば、
成功体験を積める」
「自己肯定感を上げてあげたい」

その思いで、
私も必死でした。

吐いてしまう日々と、葛藤

飲んだ後に吐いてしまうこともあり、
その後は気分が悪くなってしまう長男くん。

先生方は喜んでくれていましたが、
無理に飲ませることへの
罪悪感は消えませんでした。

「今日は飲んでいませんでしたよね?」
と連絡帳に書かれるたび、
何が正しいのか分からなくなり、
本当に辛かったです😓

4年生、長男くんの言葉

4年生になったある日。

自分の気持ちを言葉にできるようになった長男くんが、
こんなことを話してくれました。

「朝薬を飲むと、
学校に着いたらボーッとして眠くなるし、
気持ち悪くて給食も食べられないんだ」

給食を完食できないことで、
放デイでお腹が空くこともあったそうです。

「じゃあ、飲まなかったらどうかな?」
と聞くと、

「僕、薬飲まなくてもちゃんとするよ!」

その言葉を信じ、
家族で話し合って
服薬をやめる決断をしました。

先生には
「困ります」と言われましたが、
長男くんは給食も完食し、
少しずつ自分の意思で
行動を抑えられるようになりました。

私は、
それでよかったと思っています。

おわりに

服薬は、
飲ませる・飲ませない
どちらが正解という話ではありません。

その時の子どもの状態、
家庭の考え、
周りの環境。

我が家は、
悩みながら、揺れながら、
その時の最善を選んできました。

今、服薬で悩んでいる方にとって、
この話が
「一人じゃない」と感じる
きっかけになれば嬉しいです🌷

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